飛行機で気持ちよく寝るには?ぐっすり眠れる快眠アイテム!

飛行機での移動時間。皆さんは機内でどのように過ごしますか?

機内食やアルコールを楽しむほかに、本を読んだり、映画をみたり、音楽を聴いたり、スマホで遊んだりとある程度は有意義な時間を過ごすことができますよね。しかし、長時間のフライトでは「早く着かないかな~」とうんざりしている時間が大半かもしれません。

私の理想は、深い眠りに落ちて目が覚めたら着陸態勢!でも実際には、狭苦しいスペースと騒々しい機内ではうつらうつらと浅い眠りが関の山。幾度も目が覚めては寝ることの繰り返し・・・。

そこで今回は、機内で少しでも快適に眠るためのコツやおすすめグッズのご紹介です!




Contents

飛行機の座席選び

▲窓際と通路側はどっちが快適?

窓側と通路側 快適なのはどっち?

飛行機の座席選び。これとても大切ですよね。席によっては快適さに雲泥の差が生じます。

窓際と通路側は好みの問題でしょうか。景色が楽しめる窓際も捨てがたいですが、トイレに自由に立てるという融通面では通路側に分があります。ただし、通路側は人の往来が多いと落ち着きませんね。

何としても回避したいのは、3列シートの真ん中。両脇が大柄な外国人だったりすると寝れないどころの騒ぎではありません・・・。

メリット

  • 窓際 自分の空間,景色を楽しむことができる
  • 通路側 席を立つのに便利

デメリット

  • 窓際 トイレに立つのにのに気をつかう
  • 通路側 人の往来が煩わしい

私自身は、トイレに立つ必要でないであろう短時間のフライトなら窓際、欧米線などの長距離では、自由に動けることを最優先にして中央ブロックの通路側を第一候補に選ぶようにしています。

長時間フライトでは気兼ねなくトイレに行けたり、立つことのできる通路側により多くのメリットを感じます。

トイレそばの座席

3列シートの真ん中同様に、トイレそばの座席も避けたほうが無難です。人の出入りが頻繁で快適にすごせません。

エンジンの前方と後方

エンジン前方と後方の席では、ファーストクラスやビジネスクラスのある前方側座席の方が静寂で快適な空間です。また前方に近ければ、到着時にいち早く機外に出られるというメリットもありますね。

前方の座席

  • 比較的静か
  • 機外に早く出られる

後方の座席

  • エンジン音がうるさい
  • 空席が多いことも

格安航空会社各社の座席指定料

座席指定は、オンラインで事前に指定できることがほとんど。基本的にLCC格安航空会社の座席指定料は有料。最近ではレガシー航空会社でもチケットのグレードによっては有料というケースが増えてきているので確認が必要です。

参考までにLCC格安航空会社の日本発着国際線の座席指定料を調べてみました。

  • エアアジア ¥1749~
  • ピーチアビエーション ¥600~
  • バニラエア ¥700~
  • 春秋航空 ¥600~
  • ジェットスター ¥680~

座席選びの参考サイト

飛行機の座席選びで、どこの席がより快適かを教えてくれるサイトもあります。

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飛行機内で過ごす服装

ゆったりした服装で

機内で過ごす服装はゆったり目の締め付けが少ない服装がベスト。水平飛行に入ったらベルトは緩めて、靴は脱ぐなどしてゆったりとくつろぎましょう。

羽織る物とブランケット

飛行機の機内は寒いことがままあります。あまりの寒さに寝るどころではないこともあるほど・・・。

シャツやカーデガンなど寒さ対策に余分に1枚用意しておくと安心です。パーカーなどフードが付いていれば寝るときにかぶることもできますね。また、機内で貸し出されるブランケットも確保しておきましょう。

睡眠時間の調整

飛行機内でぐっすり眠る為には、少し睡眠不足ぐらいの方がちょうどいいかもしれません。フライト前日には寝過ぎないなど微調整がものをいいます。

エコノミー症候群に注意

長時間のフライトでは「エコノミー症候群(急性肺血栓塞栓症)」にも注意をしておかなければなりません。

エコノミー症候群とは、足にできた静脈血栓が肺の血管をつまらせることで呼吸困難やショック状態を引き起こす病気のことです。

原因として足を自由に動かせない窮屈な姿勢で長時間座りつづけたりすることで、下半身の血流が悪くなり血栓(血の塊)ができることにあります。着陸後に立って歩きはじめた時に発症することが多いそうです。

予防には、こまめに水分を補給することで血液をサラサラにすること。適度に足を動かして、足の血液の循環を滞らせないことが有効だとされています。

睡眠を助ける便利なグッズ

さてここからは、飛行機内で使用すればより快適に寝ることのできる、ちょっとした便利なアイテムのご紹介です!

耳栓

寝るのを妨げる大きな要因の一つは騒音。機内アナウンスや人の話し声,物音など機内はお世辞にも睡眠に適した環境とは言えません。浅い眠りではちょっとしたことで目が覚めていまいます。

煩わしい騒音をシャットアウトしたいなら耳栓が一番。フライト中の気圧変化による不快感も低減させることができます。

耳栓と言えば「サイレンシア」に代表されるウレタン系(スポンジ状)がよく知られていますが、私のおすすめは「Macks Pillow Soft シリコン耳栓」です。

Macks Pillow Soft シリコン耳栓

Macks Pillow Softイヤープラグ 6パックセット

Macks Pillow Softの最大の特徴は、自由自在に形を変えることのできるパテ状のシリコンを素材に使っていること。パテを整形し耳の穴(外耳道)に入れるのではなく、耳の穴を上から密着させて塞ぐことで不愉快な騒音を遮音します。

性能の目安であるNRR(Noise Reduction Ratingー騒音減衰指数)は22dBとサイレンシアの32dBに劣るものの、装着したときの着け心地とフィット感が抜群!何時間付けていても耳が痛くならないことが一番のメリットです。

Macks Pillow Softの特長は、

  1. 耳が痛くならない
  2. どんな耳の大きさにも適応
  3. 遮音性も十分

欠点はシリコンが耳あかや、油脂などを吸収して暫く使うと汚らしくなってしまうことでしょうか。繰り返し使用できますが粘着性がなくなり汚くなったら取り替えるようにしています。

サイレンシアとイヤーウィスパー

ウレタン系(スポンジ状)の「サイレンシア」や「イヤーウィスパー」は、ピッタリと耳の穴(外耳道)にフィットした時にはより大きな遮音効果が期待できます。でも、耳の上部を持ち上げながらしっかりと奥まで挿入するのはなかなかうまくいかないんですよね・・・。

サイレンシアは、高周波ノイズを効果的にカットして、人の声などの低周波音は通すように設計されているのが特長。値段が安いので色々試してみて自分にあった一品をみつけることをおすすめします。

飛行機内での気圧変化による不快感を軽減させる飛行機専用の耳栓

アイマスク

騒音と同時に光も寝ることの大敵。耳栓と併用すればより快適に眠ることができます。アイマスクは目と鼻の周りに隙間がある立体型がおすすめです。

携帯型ピロー

携帯型トラベルピロー

飛行機の座席で不安定になりがちな首を固定してくれるのが携帯型のピロー。唯一の欠点はかさばること・・・。なるべくコンパクトな旅行用を選びたいですね。

マスク

花粉症の時期に欠かせないマスクですが、機内で使えば乾燥やから口元を守ってくれます。長時間つけていても耳が痛くならない幅広の耳ひもが快適です。

いびきサイレンシア

ごく稀に機内でいびきをかいている乗客をみかけることがあります。心配なかたはマスクとこれがあれば安心ですね。

酔い止め

タイで買った酔い止め

私は乗り物酔い防止のために、フライト前に眠くなる成分が含まれている酔い止めを飲むようにしています。薬が効き始めるといつのまにか深い眠りに落ちています。

医薬品を利用の際は、使用上の注意をよく読み用法・用量を守って使うようにしましょう。特に飛行機内では気圧の変化などで身体に変調をきたすことがままあるので、より一層の注意が必要です。

キンドル

旅行先や機内での読書は軽くてかさばらない電子書籍リーダー「キンドル」が便利です。

機内で小説などを読んでいれば眠気が襲ってくること間違いなし!

最後に

今回は機内で寝ることについて焦点をあててみました。いかがだったでしょうか?

快適に眠ることはもちろん大事ですが、怖いのはエコノミー症候群です。長時間のフライトでは、適宜水分を補給し、トイレにたったりストレッチをして身体を動かすことが重要ですね。

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