中国・北京の一般家庭で、もっともポピュラーな料理と言えば「ジャージャー麺(炸醤麺)」と「水餃子」を挙げることが多いようです。
美味しくて、すぐに作れて、作り置きもできる。何度食べても決して飽きない味。北京人にとって「ジャージャー麺(炸醤麺)」は、日本人にとってのカレーや肉じゃがのように、なくてはならない存在なのかもしれません。
上の写真は前門のそば、前門西河沿街にある新疆ウイグルレストランで食べたジャージャー麺。
千切りのキュウリや青大豆、セロリなどの野菜が麺を覆い隠すかのように盛りつけられています。
褐色のみそは炸醤。麺によくからめて食べます。麺は白色に近く、こしの強いうどんのよう。汁はなく、とても濃厚な炸醤は暑い日にはぴったりの料理。塩辛さがやみつきになる一品。
タイル張りの店内は清潔感があって好感がもてます。夏は清涼感がありますが、冬は寒々しいかもしれません・・ オープンキッチンになっており、お持ち帰り客にも対応。
さて、このジャージャー麺(精制炸醤麺)のお値段は18元。具の入っていないシンプルなジャージャー麺は10元でした。
「ジャージャー麺(炸醤麺)」は気軽に食べることのできる、庶民の味というところでしょうか。北京を訪れた際は、是非試してみることをおすすめします。
「ジャージャー麺(炸醤麺)」
おすすめ度 ★★★★★
リピートしたい度 ★★★★☆
前門西河沿街は綺麗に舗装されており、骨董品や民芸品が多く売られている琉璃厰や大柵欄のすぐそばです。
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